映画『オッペンハイマー』で広島と長崎が「脚注」に追いやられた理由 | 原爆の残虐性を描かなかったのは「金銭的判断」
映画『オッペンハイマー』で広島と長崎が「脚注」に追いやられた理由 | 原爆の残虐性を描かなかったのは「金銭的判断」話題作『オッペンハイマー』がようやく日本でも公開された。2023年夏に米国で封切られた当初から、原爆投下後の広島・長崎の惨状や被災者の描写がないことの是非が議論されていた作品だ。 パリ政治学院で教える歴史学者のポール・ハムは、この映画で日本の被害が描かれなかったことを批判し、その判断の裏にあるハリウッ...